娘を助けようとしたけど、娘の身体は家具の下敷きだった。
「私の重さが私自身を押しつぶして動けない。母さん逃げて」
部屋は煙ってきていた。
火の手はそこまできていた。
娘にかじりつく私を、息子たちと夫が引き剥がして無理矢理連れ出した。
それから暫くして、鬱病という言葉が広まりだし、その後私も娘と同じ症状を発症した。
病院にかかり様々な検査をした結果、鬱病ではなく、体の特定のホルモンに異常をきたす先天性の病気だと判明した。
命に関わるホルモンの為、そのホルモンが増えると活動型になり眠れなくなったりする。
反対にホルモンが減ると鬱病と同じ状態になり動けなくなってしまう。
息子たちや孫も調べたら、全員遺伝していた。
息子たちは頻繁に体のだるさを訴えて、学生時代に怠け者だと担任の教師からさんざん言われていた。
すべて私の病気がもたらしたものだった。
娘の原因不明の体調不良もすべて私が原因だろう。
そう仮定するとすべて辻褄が合う。
娘をタヒにおいやったのは、他でもない私自身だった。
839: 名無しさん@おーぷん 2015/03/25(水)09:03:19 ID:LCK
>>837
甲状腺?
活動的な時の様子がバセドウ氏病そのものだし
低下症もそのまんまだ