彼「会社に電話したのか?!何してんだ、頭おかしいんじゃねーか?ああ?おめえ、狂ってんじゃねーか?ああ?」
キレました。ますます笑いそうなの堪えて、
私「出張じゃなかったの?嘘ついてたの?」
彼「嘘じゃねーよ!有休扱いになる出張だったんだよ!何もしらねーくせにふざけんなよ!」
そこで私は切り札を出し始めることにした。
まずは、彼夫とA子が並んで歩いてる写真。
彼「こいつは会社の後輩だよ!外周りしてたんだよ!」
次に手をつないだ写真。
彼「こ、これはこいつがよろけて足ケガしたから支えてやったんだよ!」
次にホテルに入るところの写真。
彼「ト、トイレが近くになくて…」
どんどん彼夫の顔が赤くなってきた。
もうおかしくておかしくて脂汗が出てきたくらい。
次に最初に撮った突入写真。彼「あ、あ、アイコラだ!!ふざけんなよ!」
と破り捨てた。
私「そっか、わかったよ。ごめんね疑って。アイコラかぁ。最近のってすごい自然にできるんだねー。トイレ我慢してたらホテルも入るよねー。うんうん、勘違いだね、ごめんねー。んじゃその女呼んで。ここに今すぐ。」
彼「そんなの迷惑だろうが。」
私「そっかぁ、そうだよねー。じゃあとりあえずA太君に電話して。出張一緒に行ったって確認だけさせて。」
彼「A太だって迷惑だろ!」
私「えー?いっつも夜中にガンガン電話来てるじゃーん。いいよ、私がかけてあげる。」
そう言って隙をついてケータイ奪った。
トイレに駆け込みA太に電話。
もちろんA子につながる。
私「人の彼氏に手出していたようで。こっちは婚約してんだから慰謝料たっぷりいただきますから。じゃあおとなしくお待ちください。」
彼夫はまた呆然。
彼「え、A子出たの?」
うわ自爆。
A子って言っちゃってるし。