壁に線が刻まれておりましたが、日数でも数えていたのでしょう。
嫁がトイレに行った時に適当に増やしておきました。
窓のフィルムも追加で貼っておきました。
布団が干せないので、次に来るときは新しい布団を持ってきてあげようとも思いました。
それから3〜4週間過ぎたころ、また線が増えておりましたので、
私も増やしてあげました。先が増えていることに気が付いているのかいないのか良く判りませんし、
何をカウントしているのかも聞きませんでしたけど。
ただ、この辺りから嫁があまりご飯を食べなくなってきてはいました。
倒れてはしょうがないので、好物のマグロなどを多めに冷蔵庫に入れておきました。
嫁がひとり暮らしをして10カ月が過ぎ、夏を迎えました。
やせ細って食品の裏の成分などをブツブツと読み上げるだけとなっておりました。
ただ、最低限の食事は取っているようで、
私はもう少し反省させて終わりにするかなとも考え始めたころでした。
ご褒美に携帯電話を一台、置いていきました。