パッケージ部分を印刷したものも同封されていて、確かに私子に顔は似てるけど…と思い、念のためネットで調べてみて、発売当時私がまだ15〜6歳でおかしいと気付いたらしい。
ただ、そのことを私には最初教えてくれなかった。
そして、それと同時期にA子からの熱烈なアプローチが開始された。
A子はどちらかというと派手なチャラ男が好きなタイプだけど、常日頃から「遊ぶならチャラ男、でも結婚は堅実な人」とか
「さっさと結婚して専業主婦に納まって楽な生活がしたい」とか言うタイプで
正直、そんなに将来性があるとも思えない彼男に何故アプローチしてるのか周りも謎だった。
余りにも露骨なアプローチだったため、周知の事実になり私も知ることになった。
そして、いつのまにか私子と彼男が一緒に食堂を歩いていても、その間に割り込んできて
「彼男さん、今度一緒にデートしましょう〜」とか平気で言うようになってきた。
さすがに私も頭にきて「彼男は私の彼氏なんですけど」というとA子は
「え?私子さんならいくらでも男がいるじゃないですか〜。マタ開けば簡単に男寄ってくるでしょ〜www」と平然と言い放った。
頭にきて思わずA子の顔をパチンと手で叩くと、A子は逆上して私に掴みかかり
「お前みたいなクソビ〇チが彼男みたいな金持ちと付き合うのはおかしいっつってんだよ!
さっさと消えろよA/V女!グ☐マン晒してカメラの前でアヘアヘよがってろ!」と叫んだ。
ちなみに、繰り返しになりますが、これ、学食での話。
周りは固唾を呑んで私たちの様子を窺がっている。