俺『実はプレゼントあるんだけど』彼女「え~何くれるの?」俺『こっち向いて手だして目つむって。はいどうぞ』→すると、彼女が硬直。なぜなら…

 

オレ「あのさ、実はプレゼントあるんだけど」
彼女「え〜何くれるの?」
オレ「ちょい待って」車にブツを取りに行く
オレ「ん〜と、じゃあこっち向いて手だして。それで目ぇつむって」
彼女の手を両手で水をすくうような感じにさせる(スマンわかりづらくて)
フタを開けた婚約指輪のケースを彼女に向けて手のひらにそっと置いた。

 

オレ「はいどうぞ」
彼女「・・・指輪?これtt」なんか続き言いかけたけどさえぎった。
オレ「はっきり言わなくてゴメン、好きです、結婚してください」
彼女「・・・・・」硬直してる。なんかしゃっべてくれよ。
彼女からの答えも聞いてないのに、プロポーズできた自分自身になぜか達成感。
本当にわずかな時間だったんだろうけど次の瞬間、

 

彼女「ほんものだーーーっ!結婚指輪だーーーっ!」声大きいって!

 

オレ「あぁ、まぁ、うん。そんな感じ」このはしゃぎ方、OKと取って良いよね?
横にいたカップルさんがこっち見てる。
耐えられねぇ。
オレ、彼女残してコーヒー買いに自販機に向かった。
紅茶渡してオレ、コーヒーすする。
なんか安心した、煙草吸いてぇ

 

で、その後ダメ出し食らった。

 

彼女「こういうのはプレゼントじゃないんだよ」冷静
オレ「はい」
彼女「渡して、はいっ、って訳じゃないんだよ」まだ冷静
オレ「?? はい?」
彼女「だからっ!、つけるものなの指輪はっ!」キレたっ。
ケースこっちに渡された。
あ、そういうことか。(まじわかってなかったオレ馬鹿過ぎ)
改めて向かい合って今度はオレが指輪を持って彼女の左手につけてやった。
・・・人見てるし公開処刑じゃんか、これ。

 

彼女ニヤニヤうれしそう。
でもほんとよかった、ほっとした。
ちょっとして、
オレ「それ、結婚指輪じゃなくて 婚 約 指輪な」
彼女「そんな事どうでもいいのっ」いらん事言ってしまった。

 

まぁこんな感じでした。
帰りの車で指輪をケースに戻して片付けたと思ったら、また開けて見てるし。
で、また閉じてるし。オマエは週末のオレか。
(フタぱかんぱかんしてた事な)

 

長々とすいませんでした。
とりあえず次でラスト。ここまできた経緯とか。

 

引用:MOJOLICA MOJORCA
画像出典:photo AC

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