「あなたに私は相応しくないって言われた」と。
俺は「そんなわけあるか、冗談だよ」で地雷踏んじまった。
そしたら、嫁のスイッチが入ったらしく、その次の日、帰ったら携帯を投げてよこした。
「あんたが大事にしてる人だから、私も好きになろうとした。でもダメだ」って。
録音を聞いたら、目の前が真っ暗になった。
もう、罵詈雑言。
嫁のこと、人間あつかいしてないんだよ。マジで。
(ここで言う「石女」とかって言う言葉より、もっと汚い言葉だったよ。書きたくないぐらい)
これ、俺の母親か?本当に母親か?みたいなことが頭んなか駆け巡って、嫁さん見たら泣いてるんだよね。
初めて泣かれて、それが俺の母親がやったことだって思ったら、土下座しかできなかった。
その週末、俺だけ実家に帰って、録音を聞かせて、絶縁宣言。
母親はやっぱり
「俺のためを思って!」
って泣き叫んだけど、だからって、俺が大事にしてる嫁さんをあそこまで罵る権利は持ってないことを言った。
親父はほとんど何も言わなかったけど
「●●さん(嫁)に、申し訳なかったと伝えてください」
って、初めて俺に敬語を使った。
それ以来、ほとんど交渉なし状態。
俺が独身時代にしてた貯金(1000万近かった)を渡して俺から親父に電話してる。
母親とは、その時ちょっと代わるぐらい。
(親父によると、自分がどれだけひどいことをしたのか、やっと理解したそうだ。感情がついてきてるかは判らないが)
正直、時々、母親に対してしたことが本当に正しかったか、考えることがあるんだが
(やっぱり、俺にとっては母親なんだよな。嫌いでも、それは事実だし)
俺が本当に幸せにしたいと思ったのは嫁だし、俺は俺として生きてるわけだからと思い直してる。
以上、自分語り長くてすまんかった。