「え、どこですか?」 
 「林を通っただろ?あそこな、時々おかしな奴らが待ち伏せしてるんだよ」
「待ち伏せ……」 
 「通りかかった奴をなぐってボコボコにして身ぐるみはいでレ◯プして、もう何人も被害に遭ってる。男も女も」
「ええ?!何ですか、それ。警察は?」 
 「捜査してるはずだが、一向に捕まらない。暗くて目撃者もいないせいか、他に何かあるのか。何にせよ地元の人間は夜は決して徒歩や自転車で通ったりしない」
「とにかくそれで合図を?」 
 「もう林まで近かったから、あからさまに停まったらバレる。獲物を奪ったと追っかけてこられたら面倒だからな」
「しゃがんだのも僕を乗せてることを隠すためだったんですね」 
 「ああ。じゃもう帰るから」
「あっ、最後に一つだけ。なぜ今夜いると判ったんですか?」 
 「血がね。ライトで見えたんだ。まだ乾いてなかった」
57: 本当にあった怖い名無し 2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN ID:izZa6xSJ0
 >>49-50 
 怖かった