尼崎を発車して脱線事故の現場を過ぎた辺りかな?車掌さんが検札に来た。
若いけど目の鋭い車掌さんだったのは印象的なんだけど普通に車内改札が始まった。
そりゃそうだ、この特急は奇跡的?に時間通りだから。
最初はいたってスム−ズに進み所々、文句を言う人も居るけど夜じゃないし関西のノリか?
人身事故なせいか車掌さんも交わして対応してた、
そして俺の前にカバンオヤジ(以下、鞄)が居るんだがその親父の順番になったときに
鞄「私は司法書士だ」
車「そうですか、特急券を拝見します」
鞄「・・!私は司法書士だぞ!(手帳らしきものを見せる)」
車「それが何か、で、どちらまで?」
鞄「この手帳が見えないのか??」
車「その手帳では電車にすら乗れませんが」
鞄「私は遅れて迷惑しているんだ!相野
(三田からちょっと先、特急は1本後でないと止まらない)まで行くのにフジコフジコ」
車「いつ大阪駅に着きました?」
鞄「5時前だ!どれだけ待たされたと..私は賠償請求をするつもりだ!」
車「5時前なら16:50の快速もこの特急も定刻ですけど?三田のりかえで630円ですね」
鞄「なぜ特急券が要るんだ!相野に行けないならは(かぶせる」
車「司法書士さんなら法律は当然お得意ですよね?」
鞄「当然だ!」
車「駅に備え付けてある約款?に運賃と特急料金の定義が書いてあるので読まれたらいかがですか」
鞄「説明してみろ!」
車「運賃には“目的地まで輸送する契約”で時間の約束はしていません。特急券などの“料金”は付加価値ですから
遅延や運休時、所定の払戻規定があります。
タクシーに乗るとき行き先を告げれば契約成立しますけど時間の約束はしないし仮に10分かかるところ渋滞に
巻き込まれても責任ありませんよね?
それと同じです。
というか基本的なことですから法律お詳しいなら当然ご存知かと思いますのでお耳汚し失礼しました」
鞄「・・・・・えっそうなの・・・・」
車「・・・・・えっそうですよ・・・・・てか立っている方も居るんだし、そちらのお荷物様をご移動ください」
ここで周囲のこのおっさんに苛立っていたお客さん爆発