父の背中にコブができた。コブの真ん中の芯を抜いてみると→私、母『ぎゃああああ!!』父「何!?くっさ!何!?」→チーズみたいなのが飛び出してきて…

5分くらいしてやっとシュポって鉛筆の芯が抜けたんだけどここからがやばかった
鉛筆の芯を抜いた次の瞬間、刺さってたポイントからカッテージチーズみたいなやつが溢れ出した
チーズ以上に臭いチーズ的なものが穴からとめどなく溢れてくるもんだからもう私も母も阿鼻叫喚
臭いしか感じられない父は「何!?くっさ!何!?!?」ってパニクって体を動かすからチーズが飛び散り被害拡大
ガンかなんかの中身を解き放っちゃったか!?って恐ろしくなって慌ててガーゼを父の背の穴に当てて病院へ連れてった
診断結果、背中のコブはふんりゅうって名前のおできだった
 
 
 
元々父の背中にそれがあってなんかの拍子に炎症を起こしてそれが治ったら中身のチーズが増殖してコブ状になったらしい
という話を父を診てくれたお医者さんが嬉々として説明してくれた
そんで「再発しないよう良い感じに切って差し上げますねー!」って我々に言い放った
めっちゃくちゃキラキラしててカブトムシ見つけたダンスィみたいな笑顔だった
で、後日改めて手術をしてもらって父の背中のコブは綺麗さっぱりなくなった
けどいまだにあの臭いとカッテージチーズとお医者さんの笑顔は忘れられない思い出

 

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