かなり混乱したが、俺は「女友が男友に告白したのだろうか?」
「それで男友のほうも好きになったのだろうか?」
「それなら仕方ないよな」と自分に言い聞かせ
なんとか「よかったな」と口に出すことができた。
しかし、話を聞くと男友は
・自分から告白した(数日前)
・つまりすでに付き合っている
・女友が自分を好きなことに気づいて「これは負けない勝負だ」と思った(本当にこう言った)
・前々から女友を可愛いと思っていた
ということを、笑顔で俺に話し続けた。
なぜそんな話を嬉しそうに俺に話すのか?
どうして事前に話をしてくれなかったのか?
俺を応援してくれていたのはなんだったのか?
内心では俺を嘲笑っていたのか?
俺は男友を親友だと思っていたが、お前は違ったのか?
など、いろんな考えが頭に浮かび、男友が嬉々として話してる間、俺は泣きそうになるのをこらえるのに必タヒだった。
そのとき、どうやって話が終わって、どうやって帰ったのかは覚えていない。
後日、気持ちを押さえ込みつつサークルに行くと、あとから男友と女友が手を繋いでやってきた。
活動中も俺に見せ付けるように2人でイチャつき、俺は悔しさとか悲しさとか怒りとか、負の感情ばかりが出てきて、また泣きそうになっていた。
そんな状態でも、事情があり、サークルには行かなければならなかったのが辛かった。
そんな状態が3ヶ月程続いた頃、サークル内の複数の友人から
「実は・・・」と話を聞かされた。