鳥みたいな声と同時に俺は壁に思いっきり突き飛ばされた。
右手で携帯いじってたから頭から壁に突っ込んで目の前が揺れた。
足に力が入らなくなって、よろよろしながらぶっ倒れて
何が起きたのか全然分からなくて、しばらく天井見上げてた。
そしたら急に目の前に浮気相手が出てきた。
真っ赤になって白目がなくなったみたいな目は、今でも時々夢に出る。
そいつ、俺のムネにしり降ろして両手で首締めてきた。
本当に怖かったわ。
両手を重ねて、親指と人差し指で喉の真ん中くらいを全力でぎゅううううって。
だんだん苦しくなるんじゃなくて、急に呼吸が止まる感じ。
吐く事も吸う事も出来なくて耳の奥がキーンて音がして
ひょっとして俺タヒんだかも、って思った。
急に喉が楽になって、ムネの重みも消えたんで俺はむせまくった。
よく分からなかったんだがどうも彼女が浮気相手を突き飛ばしたみたいで。
這いずりながら玄関先まで逃げて(アパートだった)石畳の上で必タヒに呼吸した。
革靴とかハイヒールとかに目が行って、最後に自分のまた下から部屋の中を見たんだけど浮気相手、俺のことを見てんのな。じっと。赤い目で。
慌てて立ち上がって、ドアを肩で押して、気が付いたら廊下に飛び出てた。
怖くて怖くて何も考えられなかったもの。
539: 恋人は名無しさん 2006/08/02(水) 08:57:58
こえぇぇ
逆恨みktkr
540: 恋人は名無しさん 2006/08/02(水) 08:59:01
koeeeeeeeeeeee
542: 恋人は名無しさん 2006/08/02(水) 09:03:04
それでそれで?