一方間男の実家にも内容証明が届き人妻に手を出して2千万の慰謝料請求に驚いて間両親が慌てて弁護士に連絡してきた。
とにかく俺も交えて話したいということで会社を早退して弁護士事務所に行った。
そこには上品そうな母親と押しの強そうな顔の父親がいた。
大体の事は弁護士に聞いて証拠も見せられたので俺の顔見たとたんW土下座。
俺は
「要求は内容証明の通りです」
「ただ俺は金が欲しい訳じゃない、できるならお宅の馬鹿息子をコロしたい」
と言った。
「俺さんの言う事はもっともです私どもは何も言う立場にありません」
と間親父が言った。
「たぶんこの瞬間にもお宅の馬鹿息子は俺の嫁をもてあそんでるんですよ」
「すぐにでも乗り込んでボコボコにしてやりたいんです」
とあえて大声で言った。
すると
「どうぞ、御気の済むようにやってください」
「たとえタヒんでも文句は言いません」
「あいつには散々な目に合わされてきました・・・」
と今までの経緯を話してくれた。
最後には
「あいつを叩き直すいい機会かもしれません」
と小さな声でつぶやくように言った。
ただ弁護士にはきつく止められたが俺はサツ人許可証を貰ったような気になり
「先生、俺が逮捕されたら弁護頼みます」
と腕をつかんで止めようとする弁護士を振り切って弁護士事務所を後にした。
一旦マンションに帰り最後になるかも知れないと嫁実家に電話して、別れの挨拶と今までのお礼を言って一方的に切った。
次に嫁の携帯に家を出てから初めてかけた。
「もしもし何か言うことはないか?」
と冷たく言った。
「お願い話を聞いて心は拒否してるの、でも体がどうしようもない」
と叫んでた。
その後悶えるような声になり後ろから
「おい、馬鹿野郎この女はもう俺のもんなんだよいい声聞かせてやるから聞いとけ」
と叫んでた。