ドア(ガチャガチャ)→俺「誰ですか?」男達「あ、間違えました」→俺「若い男たちが来てたけど知り合い?」妹『誰?知らないよ~』→すると、父の顔が真っ青になり・・・

夏休みなので一人旅を計画し、妹が一人暮らししている県も通りかかったので、その晩は妹のアパートに泊めてもらった。

 

妹はちょっと変わっていて、何時に食事、何時にお風呂と決まったサイクルで動かないと落ち着かない。
妹が風呂に入っている間、俺はテレビを見ていた。
玄関の方から何か、ガチャガチャ音がした。
ドアの向こうで数人が何か話している気配がする。
スコープを覗くと若い男が数人いた。
いやな予感がして、音をたてないようチェーンをかけた。

 

かけ終わってほんの数秒後、ドアがいきなり開いた。
ニヤニヤ顔の若い男と俺、お見合い。どっちもしばらく呆然としてた。
俺「……誰?」男「あ、いや、間違えました」
ドアが閉まった。
何かゴチャゴチャ話している音がして、一回ドアを思い切り蹴られた。
混乱しすぎて「なんだ?なんだ?」としか思えず、とりあえずまたテレビを観出したがぜんぜん頭に入ってこなかった。
妹が風呂から上がってきて、妹の顔を見てようやく「あ!あいつら妹狙いか!」と気づいた。

 

引用:MOJOLICA MOJORCA
画像出典:photo AC

コメントしてね

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

お名前 *

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください