春に彼女と結婚式をあげるので土曜日ドレスを見に行った。
彼女の母は「私行ったら絶対口出ししてしまう!娘の好きなドレス着せたげて!」と俺に任せてついてこないことになった。
代わりになぜか弟嫁がついてきたがった。
彼女は「弟嫁は結婚式をあげてないからドレスを見たいんだろう」と了承した。
彼女は身長150未満、バ/ス/トがGカ〇プなので、5号ではムネが苦しく、7号ではウエストが大きく、着られるドレスに偏りがあった。
低身長な彼女はプリンセスドレスが似合うのでプリンセスタイプのものを、そして背中が多少大きくても紐で締め上げて調節できるものを、その中で彼女の好みに合うドレスを探していった。
結果、ドレスが5着まで絞れ、それを順に試着することになった。
試着するとその人に合う、合わないはほんとにはっきり判るもんなんだな。
5着着たうち、一着だけ、式場の人まで絶賛するほど嫁にぴったりなドレスがあった。
珍しいタイプのドレスらしくて、質感の違う2つの生地でスカートができており、プリンセスタイプにはめずらしい、スカートの後ろがすごく長くなっているものだった。
背中もウェディングドレスの下に着る下/着ギリギリまで空いていて、彼女の白い背中がめちゃくちゃ綺麗に映えてた。
彼女本人も、俺も、「コレだ!!」と瞬時に決まったのに、それに対して弟嫁がグチグチ言い出した。
「えー○○さんそのドレス似合いますう?」
スタッフ「このドレス、肌がお白い方が似合うものなので、ご新婦様、肌がとても綺麗でいらっしゃいますから」
「えぇ!?ただ血色が悪いだけじゃない!」