よしそれじゃおじさんがしゃれにもならん実話話してやろうか。
おじさんには異父兄弟と異母兄弟のがいるんだよ。
おじさんの両親はおじさんが5つの時に母親の不〇が原因で離婚して、その不〇相手と再婚したんだよな。
親父はその後再婚したんだが、俺が小学1年生の時に継母に子供ができたんだよな。
まあその当たりから父親、
継母と仲が悪くなってな、結局俺は父方の祖父母のところで養子として育ててられたんだよな。
15の時に母親に会いにいったよ。
それまで一度も会ったこと無くて、無性に嬉しくてな電車で1時間くらいの所に住んでるとこ
に連絡もせず行ってみたのさ。
住んでた家はいい家でな、そこの庭先で10歳くらいの男の子と7,8歳くらいの女の子が、背の高い35歳くらいの男と、少し年をとった母と楽しそうにバーベキューパーティーしとったよ。
俺はその時まで母親のあんなに嬉しそうな優しそうな顔を見たことがなかったなぁ。
なつかしくて庭先までふらふらと近寄ったけど、声をかけようとして母と目があった時に母親の表情が一転して凍り付いていたね。
そして顔には
「何故ここに来たの?私の幸せを壊さないで」
って書いてあったよ。
その表情を見ておじさんは酷くショックだった何も言わずに泣きながら駅に向かったよ。
家に帰ってきてしばらくなにも食えなくてな、心配してくれた祖父ちゃん祖母ちゃんにそのこと話したら、ボロボロ泣いてくれたよ。
あんなに涙が出るものかと思うくらいにね。
そして決心したんだ
「俺は父親にも、母親にも捨てられた。親ってのは好きな人の子供は大好きだが、嫌いな人の子供は大嫌いなんだ...子供を捨てた親は親じゃない。俺は絶対あいつらにやり返してやる!」