この前ブックオフでおもろい光景を見てしまった。
ホームレスと思しき男性が、リヤカーで「山崎パン」って書いてあるでっかい箱にコンモリと本を持ってきた。
それも4箱。
おそらく資源回収の時期を見計らって相当数の民家の玄関前からかっぱらって来たのだろう。
数百冊はあるようだ。
「おいにーちゃん!金に換えてくれや!」
とうれしそうに店員に告げる。
ドン引きする店員。
が、仕事なのですぐに値付け作業に取りかかる。
彼は
「ちょっくら寿司食ってくるわ!」
と言って出て行った。
おそらく隣のかっぱ寿司のことだろう。
俺がレジの近くで
「激!極虎一家」
を立ち読みしてると
30分後、ビ/ー/ルでも飲んでほろ酔いなのか顔を紅くして
にやにやしながら彼が帰ってくる。
彼は意気揚々と
「いくらだった!にーちゃん!」
と店員に告げる。
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